2019年5月19日(日)に、京都府の海上自衛隊舞鶴基地で開催された「舞鶴グリーンフェスタ2019」に行ってきました。海上自衛隊の各種艦艇が一般公開され、様々な催し物が開催されます。去年までは7月に「サマーフェスタ」という名称で開催されていましたが、今年から5月の開催になり、この名称に変わりました。会場の様子をレポートです。
舞鶴基地は日本海に面する海上自衛隊の基地で、イージス艦やヘリコプター搭載護衛艦を有する第3護衛隊群 第3護衛隊などが配備されています。舞鶴航空基地が隣接しており、そちらも一般公開されました。
目次
アクセス
基地周辺の赤れんが博物館など、いくつかの無料臨時駐車場が用意されています。昼頃には徒歩圏内の駐車場は満車に。ちょっと離れた新日本海フェリーターミナル近くの駐車場を利用しました。
駐車場から舞鶴地方総監部まで無料のシャトルバスで移動。シャトルバスは20分~30分おきに運行しています。
降りた向かいの建物が海軍記念館。せっかくなのでこちらも見学してきました。
舞鶴地方総監部から北吸係留所へ移動。徒歩3分。埠頭入口で手荷物検査を受けます。無線機持ち込み禁止とのことでしたが、航空祭のノリで持ってきてしまったレシーバーもアウトでした。入口で預かってもらいます。
イベントスケジュール・催し物
イベントスケジュール。9時~15時半まで各種催し物が開催されます。
制服ファッションショー、海自カレーの提供、警備犬訓練展示など
カレー以外の飲食ブース
舞鶴音楽隊の演奏
艦艇一般公開
北吸岸壁には舞鶴基地所属の艦艇や、特別に寄港した艦艇が一般公開されています。見学だけなら事前の予約や申し込みは不要。
DDG-177 護衛艦あたご
イージス艦あたごに乗艦します。
舞鶴基地所属の艦艇です。
甲板を回り、各種武装を見学することができました。
DD-118 護衛艦ふゆづき
あたごに接岸しているので、あたごから乗艦
ふゆづきも舞鶴基地所属。第3護衛隊は新しめの護衛艦ばかり配備されています。
こちらも各種武装、飛行甲板などを見て回ることができました。
SS-596潜水艦くろしお
呉基地所属の潜水艦です。
潜水艦は呉基地、横須賀基地に配備されており、舞鶴や佐世保には普段潜水艦はいません。
珍しく甲板に上がることができました。
待ち時間は10分ほど。
さすがに艦内に入ることはできませんでしたが、甲板の上を歩けるだけでも貴重なイベントです。
表面を触って、部位ごとの素材の違いを確かめることができます。
ASY-91 特務艇はしだて
賓客を招いての式典用の船舶です。普段は横須賀基地にいます。
内装は、他の護衛艦とは全く異なる豪華なつくりです。
AOE-425 補給艦ましゅう
こちらは舞鶴基地に配備されている艦艇。
艦内の倉庫や、補給のための設備を見学できます。
手術室
医務室
ヘリコプター甲板
AMS-4301 多用途支援艦ひうち
関係者を対象に公開が行われていましたが、15時の終了間際に急遽一般公開が始まりました。
PG-824ミサイル艇はやぶさ、PG-828ミサイル艇うみたか
舞鶴基地所属。一般公開が行われました。
DDG-175 護衛艦みょうこう
向かいのジャパンマリンユナイテッドで整備入り
なので一般公開は無し。
DDH-181 ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが
同じくJMUに整備入り。一般公開は無し。
タグボート体験航海
事前に申し込みのあった方々を対象に、YT-05曳船5号で湾内のクルージング
各艦艇の説明をしながら、湾内をぐるっと一周していました。
特別機動船
結構なスピードで湾内をかっ飛ばしてました。
馬
ヘリコプター飛行展示
舞鶴航空基地からSH-60Kが飛来。洋上ホイスト訓練展示。
舞鶴航空基地も一般公開が行われていましたが、時間がなかったのでそちらはいけませんでした。この岸壁から無料のシャトルバスで移動できます。
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
イベントとは特に関係ありませんが、毎日運航している遊覧船。かもめ6号。奥に見えるはMSC-682掃海艇のとじま 。
陸自・空自装備品展示
陸上自衛隊 第3高射特科大隊の81式短距離地対空誘導弾
航空自衛隊 第4高射群第12高射隊のPAC-3発射機
第3戦車大隊の74式戦車
第15即応機動連隊 第1機動戦闘車中隊の16式機動戦闘車。香川県 通寺市の善通寺駐屯地から、高速道路を自走してきたそうです。