アメリカ フロリダのウォルトディズニーワールド訪問に、エバー航空とアラスカ航空を利用しました。台湾乗り継ぎとすることで、ほぼ地球の裏側のオーランドに費用を抑えて訪れることができました。
ZIP AIR のオーランド直行便が話題ですが、直行便とはいえ ZIP AIR は LCC で、利用は憚られます。エバー航空はフルサービスキャリアかつ、ANA や JAL と同じく航空会社の格付けで5つ星を受賞する最高ランクの航空会社です。
実際の搭乗のレビューや、イメージしづらいシアトルでのアラスカ航空への乗り継ぎの様子を紹介します。
目次
旅程
今回の旅程は以下の通り。小松発ですが、エバー航空は日本の主要な空港や地方空港各所に乗り入れており、就航している空港ならどこからでもエバー航空での台湾乗り継ぎが可能です。シアトルへは、エバー航空が1時間差でBR24 / BR25便も運航しており、乗り継ぎ時間の都合のつくルートを利用するといいでしょう。
往路
- BR157 小松 KMQ – 桃園(台湾) TPE
- BR26 桃園(台湾) TPE – シアトル SEA
- AS394 シアトル SEA – オーランド MCO
帰路
- AS1525 オーランド MCO – シアトル SEA
- BR23 – シアトル SEA – 桃園(台湾) TPE
- BR158 桃園(台湾) TPE – 小松 KMQ
シアトル乗り継ぎ以外にも、サンフランシスコ乗り継ぎやカナダのトロント乗り継ぎなど、様々な乗り継ぎ候補が購入時に選択できます。時間の都合がつく乗り継ぎにしましょう。
ただし、カナダ乗り継ぎの場合はカナダETAの申請・購入が必要なのと、雪での遅延の可能性が高いのでお勧めしません。カナダ乗り継ぎの場合、オーランドまでLCCのウェストジェットでの運航となりますので、やはりおすすめできません。
費用
エバー航空はスターアライアンス、アラスカ航空はワンワールドですが、エバー航空でアラスカ航空分も込みで一括でチケットを購入しました。こうすることで、万が一アラスカ航空の便が遅延したりしても、エバー航空の責任の範囲で別便を手配してくれます。
料金はサーチャージ込みで1人 158,590円でした。ANAやJALだと25万円以上、アメリカン航空でも20万円だったので、格安でした。
繰り返しますがエバー航空は LCC ではありません。
小松空港
今回の旅は小松空港からスタートします。小松空港は国際線利用時に2週間駐車場が無料になるので重宝します。
エバー航空のカウンター業務はANA のスタッフが対応していました。もちろん日本語が通じます。
預け荷物は23kg のスーツケースを2つ預けることができます。アメリカの物価は高いので大量の食品や水を詰め込んできたのですが、これだけ預けられるなら余裕です。
オーランドまでの3便分のチケットを発券してもらいました。ANA SFC ステータスがあったので、小松空港のレストランで使える2,500円分のクーポンが1人1枚ずつもらえました。
小松空港の国際線にはラウンジが無いので、クーポン使って飲食店で食事をします。
小松空港の保安検査場。
保安検査通過後。
普段は小松-桃園便はA321での運航ですが、この日はGW前でA330での運航。待合室が混み合っていました。利用者は、ほとんどが台湾人で、日本人は2割弱といった印象でした。
小松 – 桃園
BR157便。機材は A330-300 B-16338
エコノミークラスは 2-4-2 の配列。2人旅なので2列シートがあるのはありがたいです。
エバー航空は、出発2日前から座席を無料で選択することができます。それより先に指定する場合、短距離路線で約3,000円、長距離路線で約8,000円で指定することができます。今回の旅、変な座席しか残ってなかったら嫌だったので、すべて有料で座席指定をしました。しかし、無料で指定できる40時間前でも短距離路線、長距離路線共に2人そろって座れる座席に空きはありました。
短距離なので、枕やブランケットは用意されてませんでした。CAさんに申し出ると用意してくれました。
古い機材なので、シートモニターは小さく古めかしい印象。
窓からの様子。翼の横の座席でした。ANAのB737が見えました。
機内エンタメ。日本語表示できます。USBポートもあって、スマホが充電できます。エバー航空は昨今のモバイルバッテリーの発火を受けて、モバイルバッテリーの利用が禁止されています。
日本語字幕の映画もあります。
台湾の桃園までは、3時間弱のフライト。
出発
木場潟が見えました。
水平飛行に移り、日本海を進みます。
トイレ
離陸後すぐに食事サービス。
小松-台湾便の機内食は1種類。
機内食に毎回コップがついてきたのですが、コーヒーを頼まなかったのでただのデッドスペースでした。
気象の都合か韓国スレスレまで日本列島の北側を飛行していました。
2時間ほどして下降。台湾が見えてきました。
台湾桃園国際空港に着陸
駐機場にむけてタキシング
台湾観光
飛行機を降ります。ここでトランジットに進んで次のアメリカ行きの飛行機を待っててもよいのですが、乗り継ぎに9時間ほど時間があったので、ちょっとだけ台湾に入国することにしました。
乗り遅れたら大変なことになるのと、台湾のSIMカードやお金などの用意が必要なので、もちろん無理して台湾観光する必要はありません。
台湾では預け荷物は流れてきませんので、台湾観光するつもりなら観光に必要な荷物はあらかじめ機内に持ち込んでおく必要があります。また、ネックピローや上着など観光の邪魔になる荷物は空港内のコインロッカーに預けました。
8時間あれば、メトロに乗って台北市内のちょっとした観光が可能です。国立中正紀念堂。
あまり時間が無い場合は、空港から近いグロリアアウトレットもおすすめです。
空港に戻ります。航空券は日本で発券済みなので、エバー航空のカウンターに立ち寄る必要はありません。保安検査に進みます。台湾でお土産を買っても、追加で荷物を預けることは(たぶん)できませんので、アメリカまで機内荷物になります。
桃園国際空港では、搭乗までラウンジで過ごしました。台北市内は暑かったので、ここでシャワーを浴びました。
桃園 – シアトル
BR26便。機材は B787-10 B-17807
座席は 3-3-3 配列。2人だと1席他人が座ってくるので、ちょっと辛め。
後ろがトイレで、気兼ねなく座席を倒せる座席をチョイス
そしてトイレに行きやすい中央側に2人で座りました。
シートモニターはアンドロイドベースの新しいタイプ。サクサク操作できます。
機内食メニューもモニターから見れました。
シアトルまでは10時間50分のフライトです。
離陸後すぐに機内食。すでに日本時間では深夜なのと、ラウンジで夕食を済ませたのでおなかは空いてないのですが。
この便に機内食は2回あります。そしてメニューを2種類から選ぶことができます。
1種類目。
Coleslaw Salad with Ham
Spaghetti with Seafood and Creamy Mentaiko Sauce
Fruit
Vanilla Panna Cotta
2種類目
Coleslaw Salad with Ham
Kanpai BBQ Karubi with Steamed Rice
Fruit
Vanilla Panna Cotta
ちなみにエバー航空は、WiFiの無料キャンペーンを行っており、エコノミークラスの搭乗でも無料でWiFiが使えました。Twitterぐらいならサクサク見れました。この無料キャンペーンは3か月ごとに延長し続けていますが、いつまで続くのかは不明です。
太平洋を進みます。
しばらく暗くなって静まり返った後、着陸2時間前くらいで最後の機内食
着陸前は、中華か洋食を選べます。
CHINESE STYLE(中華)
CONGEE
Savoury Porridge with Pork Julienne and Shiitake Mushroom
SIDE DISH
Shrimp Frittata with Five-Flavored Sauce
FRUIT
WESTERN STYLE(洋食)
STARTER
Cheese with Cracker
MAIN COURSE
Pumpkin Risotto with Chicken and Mushroom
FRUIT
そしてシアトルに着陸。
コンコース S に到着しました。
シアトル・タコマ国際空港
シアトルで入国審査を受けます。
また、アメリカでは最終目的地まで通して購入してようがしてまいが、降り立った空港で荷物をいったん受け取って税関を通る必要があります。
Welcome to the United States
すべての荷物を一度受け取ります。その後、入国審査・税関。
入国審査はMPC アプリを利用していたので並ばなかったのですが、質問は厳しめでした。目的、最終目的地、泊まるホテル、持ち込んだ食料、アメリカに友人はいるかなど、夫婦2人で受けて5分以上はかかっていたかと思います。
写真は撮り忘れたのですが、入国審査通過後にすぐ荷物を預けなおす専用のカウンターがあります。このカウンターは航空会社に関係なく共通で、すでにスーツケースに張り付けられているタグのバーコードをスキャンしてもらうだけで、最終目的地まで荷物を運んでもらうことができます。
次のオーランドまでのアラスカ航空の搭乗ゲートを確認。N15とコンコース N でしたので、降り立ったコンコースSの反対側でした。荷物を預けなおした後は、アラスカ航空のカウンターに立ち寄る必要はないものの、保安検査は再び受ける必要があります。液体は持ち込めません。
コンコースNまで無料の電車のような乗り物を乗り継いで、 Alaska Lounge で休憩していました。
シアトル – オーランド
アラスカ航空 AS394 。機材はボーイング737-900。6時間のフライトです。
搭乗待合。ここまでくるとアジア人がぐっと減ります。
搭乗
アメリカの国内線とは言え、大陸を端から端まで横断しますので、6時間も時間がかかります。日本発のアジア便ぐらいの時間がかかりますが、機材は日本の国内線でよく使われる737ファミリーです。
座席の配列は3-3。通路は1本。トイレに行きやすいように通路側とその横を確保しました。窓側に座ってきた人がいたのですが、6時間ものフライトだったにも関わらずトイレには一度も立ちませんでした。
シートピッチは割と余裕があります。
シートにモニターはありません。
機内 WiFi は、t-mobile とのコラボキャンペーンをやっており、今回持参したアメリカ用のe-sim が T-mobile の電話番号もついているものだったので、その電話番号を入力すると無料で利用できました。
電源もあります。USBも直接刺さります。
6時間ものフライトですが、機内食はありません。一応有料でちょっとした軽食はありました。こちらは無料で配られるスナック。
オーランドの時間で、深夜のフライト。この便で寝られると、ちょうど時差ぼけが治ってフロリダ時間に切り替わります。
6時間のフライトを終えてオーランドに到着。
オーランド国際空港
ここまで日本出発から乗り継ぎの時間を含めて30時間。長かったです。
オーランドはターミナルのまわりに4つのコンコースがある変わった作りです。荷物はすべて中央のターミナルで受け取ります。
このちょっとアトラクションチックな電車に乗って、ターミナルに移動します。
荷物を受け取り。ちゃんとシアトルで預けたスーツケースがすべて流れてきました。
このあとは、事前に予約していたシャトルバス「Mears Connect」に乗ってホテルに移動しました。
オーランド滞在
WDW に11日間滞在しました。
帰路 オーランド国際空港
ホテルから「Mears Connect」で空港に戻ってきました。
帰りはアラスカ航空の便でまずシアトルに向かうので、アラスカ航空のカウンターで手続きをします。エバー航空の便を含む3つのチケットを発券してくれました。スーツケースも預けます。この荷物はどこで受け取ったらいいのか確認したところ、「Final destination」との回答をいただきました。帰りはシアトルで荷物の受け取りは不要でした。
オーランド国際空港には、ディズニーストア「MAGIC OF DISNEY」があります。WDW の各パークで売っているグッズ・お土産とほぼ同じでした。
私は立ち寄らなかったのですが、ユニバーサルスタジオのお土産もありました。また、シーワルドのお土産屋さんも探したのですが、そちらはこのメインのターミナルからは離れた別ターミナルにあるそうで、立ち寄れませんでした。
保安検査を通過します。先のディズニーストアなどのお土産屋さんは保安検査通過前なので注意。
再びこのかっこいい乗り物で各コンコースへ向かいます。往路と同じエアサイド3でした。
エアサイド3に到着
アメリカン航空のラウンジで食事をとりました。
シアトル – オーランド
アラスカ航空 AS1525。 ボーイング737-9 MAX。再び国内線の 6時間半のフライトです。こんどは MAX でした。
MAX とはいえ 737 。小型の機材です。
こちらも機内WiFiがt-mobile の電話番号入力で無料で使えました。
座席はNGシリーズとそこまで差はありません。
スマホを固定するストッパー?が増えてました。
この便も通路側とその横をチョイス。またしても窓側座席に座った外人は有料のアルコールを何杯も飲んでいたものの一度もトイレに行きませんでした。
しかし、、、ずっっっっっと貧乏ゆすりをしていました。アメリカでは貧乏ゆすりは特にマナー違反だったり行儀が悪い行為ではないそうですが、日本生まれ日本育ちの日本人としては、気分がいいものではありませんでした。
外はまだ明るい時間。
機内食が無いのは同じで、往路と同じスナック菓子が配られました。
シアトル・タコマ国際空港
再びシアトルに到着。往路はコンコースNから出発したものの、今回はコンコースSに到着しました。コンコースの移動が不要で助かりました。
次のエバー航空 BR23 便のゲートを確認。同じくコンコースSからの出発です。アメリカには出国審査は無いので、アラスカ航空の国内線を降りたら、何の手続きや荷物受け取りもなく次のゲートに向かうだけでOKです。
The Club SEAで休憩しました。フロリダ時間ではすでに深夜です。
シアトル – 桃園
BR23。PBBが邪魔で機材を撮影できなかったのですが、往路と同じく B787-10でした。B-17815
BR24 でシアトルに到着した便が BR23で台湾に、BR26でシアトルに到着した便が BR25 で台湾に向かうという運用のようです。
1日2便運航する BR23,BR25は、出発時間が1時間違うだけで機材は同じ。

往路と特に違いはありません。
帰りはジェット気流が向かい風で吹いている関係で、12時間20分かかります。
オーランドで11日も過ごしたら月が替わっており、映画のメニューがちょっと入れ替わってました。
最初の機内食。メインをチキンかビーフかを選べました。すでにオーランド時間では真夜中なので、ちょっとキツメ。
Thai Shrimp Fruit Salad
Fettuccine with Grilled Chicken in Alfredo Sauce(チキン)
Fruit
Mango Cheesecake
Thai Shrimp Fruit Salad
Stir Fried Beef in Black Pepper Sauce with Steamed Rice(ビーフ)
Fruit
Mango Cheesecake
食後は機内が暗くなります。
日本に近づいてきました。もちろん通り過ぎるのですが、ここでおろしてくれたら楽だなあと思いつつ。
着陸2時間ほど前に、次の機内食。中華か洋食を選べます。
CHINESE STYLE(中華)
Savoury Congee with Beef and Celery
Marinated Okra
Fish Floss
FRUIT
WESTERN STYLE(洋食)
YOGURT
MAIN COURSE
Spinach and Bacon Frittata with Potatoes
FRUIT
台湾に到着。
桃園国際空港
台湾時間の朝04時10分に到着です。まだ免税店も空いていません。ラウンジで休憩し、シャワーを浴びました。
桃園 – 小松
BR158 A330-300 B16338。最後のフライトです。
搭乗ゲートがターミナルの一番端っこの D18 でした。結構時間がかかりました。
搭乗
小松空港まで2時間50分のフライトです。
往路と同じA330。2人掛けの座席があるのはありがたいです。
通路を確保しつつ、気兼ねなく窓の外の景色を見ることができます。
機内食は、1種類のみ。日本時間では朝8時半ごろでちょうど朝食の時間ですが、すでにシアトル-桃園便で朝食のような機内食を食べて、さらにラウンジでも食事をしていたので、やっぱりキツメ。
YOGURT
MAIN COURSE
Cheese Pumpkin Risotto with Chicken and Mushroom
FRUIT
高知県の仁淀川が見えました。
能美駅上空で旋回して小松空港へアプローチ
小松空港に到着。
小松空港で入国審査と税関検査を受けます。小松空港の税関検査は、エバー航空の乗り継ぎでヨーロッパやアメリカなど遠くからやってくる乗客はスーツケースを空けて検査する確率が高いです。
駐車場の無料化の手続きがまだの場合、小松空港のカウンターで駐車券を提示して無料化の手続きをしてもらいましょう。






