2018年11月18日(日)に岐阜県各務ヶ原にある航空自衛隊 岐阜基地で開催された「岐阜基地航空祭2018」を、順光となる田んぼから撮影しました。定番の撮影スポットで、多分、日本一望遠レンズが密集するエリアじゃないかと勝手に思っています。
予行
まずは前日17日のブルーインパルス予行から。14時ごろからのスタート。すでにかがみがはら航空宇宙博物館の駐車場は満車。周辺に路駐が溢れています。
14時ごろ、ブルーインパルス6機が離陸。最近はダイヤモンドテイクオフをしないようで、インディビジュアル・テイクオフ。そしてなぜか5区分でスタート。
これだけ天気がいいのに5区分。入間の予行もそうだったようです。
何度か編隊飛行で隊形を変えて基地上空を通過。
そして、1区分に変更となりました。ファンブレイクから再開。田んぼは、ブルーインパルスの演目を反対側から見ることになります。ファンブレイクもご覧の通りお腹がこちらを向きます。
ですがチェンジオーバーターンは、田んぼから撮影したほうが背中が見えて映えます。
途中から3区分に変更。明日は1区分が期待できる天気だから、とりあえず違うパターン見せてくれてるのでしょうか。
ということでサクラ
コークスクリューで終了
このあとセントレアまで移動してFLIGH OF DREAMSを見に行きました。
航空祭
翌日。航空祭本番。朝7時半頃の田んぼの様子。朝8時頃まではかがみがはら航空宇宙博物館の駐車場に空きがありました。
ここは岐阜基地名物「土屋2曹」のナレーションがかすかに聞こえる程度。離陸の様子は見えません。が、まわりの皆さんは無線を持っていますので、周りの動きに合わせてなんとなくそっちの方向を見ていればブルーや戦闘機を追っかけられます。
路駐は警察が厳しく取り締まってます。やめてください。周辺の私有地で地主が1台1000円~2000円くらいで駐車スペースを提供しています。公共交通機関の場合、名鉄 各務原市役所前から徒歩1時間ほど。
オープニングフライトのスタート
F-4EJ、F-2、F-15の3機が上がります。
F-15はアニメ「ひそねとまそたん」のまそたんの塗装が施されています。
ひそまそは岐阜基地が舞台ということで、今年の岐阜基地航空祭はひそまそを全面に押していました。
最初に上がったF-15はF-15DJ #078ですが、スペマ機はこれだけではありません。
F-2B初号機
T-7を挟んで、F-2とF-15の加速競争
ここで、一旦全機着陸しました。
F-2、F-4、F-15の機動飛行が始まります。
このF-15J #942もまそたん塗装。
F-2A #502
対地攻撃のデモを実施します。
田んぼを中心に機動飛行を行うので、田んぼからは背中がバッチリ撮影できます。
F-4EJ #301。初号機。
小牧基地からKC-767 #601が飛来
空中給油のデモを実施します。ほんとにはしてません。
ブルーインパルス スタート。この基地では午前中に行われます。
今日は1区分の通しです。
いろんな意味でダイヤモンド
今日は科目を間違えることもなく、天気のいい中で1区分の通しのフライトが見れました。
お昼に2時間フライトが無い時間がありますので、田んぼから基地へ移動します。自転車で20分ほど。
ひそねとまそたん3話に登場した名緒さんのぬいぐるみ
地上展示を見て回ります。
まそたん、大量にいます。
なんかいました。
格納庫にはF-15J#928がアニメ通り#999になり、まそたん塗装で展示されていました。まそたん塗装のF-15は全部で4機。
F-4EJ展示。#318。
X-2展示。今年は正面を向いています。
油圧動作展示F-4EJ #393。
百里基地の302SQ F-4EJ改#420。オジロスペマ。
F-4EJ #409。こちらは去年のスペマ。退役済み。
T-4 #601初号機
C-1 FTB #001。初号機。
川崎重工には去年退役したT-4ブルーインパルス #726が、社屋で展示されていました。#725に続いて退役した機体です。#725は松島基地で尾翼が展示されていたので部品取りにされたのでしょうが、#726はここで展示され続けるようです。ちなみに#720と#727は墜落。#804は水没。#725、#726は去年退役。#728,#729は今年退役したようです。初期からの機体は#730と#731、#745、#805のみ。
川崎重工の構内は基本撮影禁止でしたが、このブルーインパルスのエリアに限っては撮影がOKでした。日中はガラスが反射してしまいますが、まだ薄暗い時間帯からここで入場待ちされたいた方々は、きれいにディスプレイされたT-4を撮影されていました。
ひそねとまそたんトークショー。樋口真嗣監督と声優の久野美咲さん。
一通り基地の中の展示を見て回り、一応田んぼに戻ります。午後からは大編隊を眺めます。午後にはすっかり曇り空になってしまったため、もう田んぼだろうが会場だろうが、逆光は気にしなくても良くなりました。
自転車使っても、駐輪場の位置が基地の正門から遠いのと、道路・歩道が混み合っており思うように進まないため、2時間のフライトの合間に基地見て回って田んぼに戻るのは時間がキツキツでした。
飛行開発実験団の機体10機による異機種大編隊
2パス目
間に機動飛行をはさみつつ、全機着陸。C-1FTB #001
T-4 #603,#604,#605
F-4EJ #431,#327,#301
F-2A #502,F-2B #101,F-15J #942, F-15DJ #078