マレーシア LIMA17 ランカウイエアショー

2017年3月21日(火)から3月25日(土)、マレーシア・ランカウイ島で開催されたLIMA 2017 (Langkawi International Maritime and Aerospace Exhibition)へ参加してきました。ツアーは利用せず、個人旅行です。

会場への行き方、プログラム、展示機、会場の雰囲気を紹介します。

※追記2019年4月 LIMA19のレポートはこちらから。

マレーシア ランカウイLIMA19 エアショー開催レポート・行き方ガイド

2019.04.06

LIMAが開催されるのはマレーシアのランカウイ島。リゾート地です。日本からは、まず首都クアラルンプールへ行き、そこからエアアジアやマレーシア航空を利用してランカウイ国際空港へ移動します。LIMAは1週間ほど開催されますが、パブリックデーは週末の2日間。パブリックデーは誰でも会場に入れます。ただビジネスデーでも、会場に入らず滑走路周辺から展示飛行を眺めることはできます。今回はパブリックデーの3月24日(金)と25日(土)の2日間滞在しました。

飛行機代はANA便KMQ-HND-KUL往復 6万7,000円、マレーシア航空KUL-LGK往復ビジネスクラス2万6,000円、ランカウイ1泊 3万円、クアラルンプール1泊3,000円。総額12万円ほど。もちろんKUL-LGKでエコノミークラスやエアアジア(往復8,000 円)を利用したり、もっと安いホテルを利用すれば2日間フルでエアショーを満喫しても、10万円かかりません。せっかくリゾート地に来たのでリゾートホテルを利用しましたが、1泊1万円以下でも快適なホテルは多数あります。私はLIMA2019ではチェナンの8,000円ぐらいのホテルを利用するつもりです。

木曜夜に日本を出発し、日曜日に帰国すれば有給は金曜日の1日のみで大丈夫です。

クアラルンプール国際空港 KLIA1に朝6時過ぎに到着。ANAのNH885羽田-クアラルンプール深夜便でやってきました。ここから、マレーシア航空の国内線に乗り継ぎします。ランカウイへのチケットはANA便と別で購入したので、一度入国し荷物を受け取ってから、マレーシア航空のカウンターでチェックインします。SFC修行を兼ねてANA便を利用しましたが、マレーシア航空やJAL利用の場合、荷物受け取りなど不要でそのままランカウイに乗り継ぐことができます。エアアジアをご利用の場合、荷物を受け取りLCC用ターミナルであるKLIA2へ移動します。

ラウンジで休憩。ランカウイへの乗機は737。MH1434 KUL-LGK。マレーシア国内線ですがビジネスクラス座席がありました。機内食をいただきます。

1時間ほどのフライトで、ランカウイ島に到着

機内から、LIMAの会場の様子が見えます

ここでスマートフォンも電源ON。Amazonで購入していた2FLYのSIMカードはランカウイ島でも問題なく使用できました。

飛行機は沖止め。この空港にPBBは無いようです。

ターミナルビルへ入ります。ここで食料や飲み物を調達しておきます。トイレも済ましておきましょう。ちなみにマレーシアの現在の公用語はマレー語ですが、観光地だからなのかお国柄なのか、どこでも英語が通じます。こちらは片言の英語でも問題ありません。

荷物がある人は、空港に預かってくれる場所もあるようです。

LIMAの会場はランカウイ空港南側のMahsuri International Exhibition Centre(MIEC)ですが、午前中は逆光になります。下の地図の2箇所が主な撮影ポイントとなっています。

空港の滑走路沿いを、30~40分ほど歩きます。

国際免許をお持ちの方は、レンタカーを利用してもいいでしょう。この撮影ポイント周辺に現地住民や観光客らが路駐してます。ランカウイは日本と同じ右ハンドル左側通行なので、運転しやすいそうですが、私は海外で車を運転する度胸は無いので徒歩とタクシーで過ごしました。

撮影ポイント①周辺。

滑走路が目の前。レンズはフルサイズ500mmでも、機体がはみ出します。このポイントには日本人が大勢います。

周辺にグッズ販売や露店もあるので、食料には困りません。ただ、トイレが見つけられませんでした。しょうがないので昼に一度空港まで歩いて戻りました。また、3月ですが日差しも強いので、熱中症対策は必須です。

9時にランカウイ空港に到着し、食料調達やらトイレを済まし、歩いて撮影ポイントに到着した頃ちょうど10時。フライトのスタートです。Su-30MKMがタキシング。

さっそく今回の旅のメイン、Su-30MKMが飛行しました。

この撮影ポイント、順光で機体にも近いのでおすすめです。

コブラ機動

続いてF-18。マレーシアは西側、東側の機体どちらも運用しています。

フレアをばらまいてました。

韓国のブラック・イーグルス

国産練習機T-50を使用します。

ロシアのロシアンナイツ

Su-27からSu-30SMに機種転換して、初の展示飛行だったとか。

このチーム、スモークを使わずにフレアを使用することで有名ですが、今回フレアはまいてくれませんでした。

タイのグリペン

スモーク発生装置をつけてフライトしてくれます。

ここで午前中のフライト終了。トイレもかねて、また空港まで歩いて戻ります。

せっかく空港側まで戻ったので、LIMAの会場に入ってみます。事前登録は特にしていません。まず会場入り口にあるテントで、用紙に名前などを記入します。

で、そのカードを持って入場料を支払います。300円程度です。他のエアショート比べると格安。

荷物検査などセキュリティチェックを通過。

企業ブース。日本からNTT DATAなど何社か出展してるようですが、ビジネスデーが終了しパブリックデーになったためか、ブース内に特に誰もいませんでした。

ユーロファイターのモックアップ

ラファール

F-15SG。F-15Eのシンガポール軍タイプ。

厚木のアメリカ海軍F-18F

さっきのSu-30MKM

ロシアンナイツ

ブラックイーグルス

IL-76

ラファールのフライトがスタート

ロシアンナイツ本日二度目のフライト。日本と同じく、会場からは背中の撮影はむずかしめ。

こちらも本日二度目のF-18

インドネシアのアクロバットチーム「ジュピター」とブラックイーグルスとの合同編隊飛行。ジュピターの使用する「KT-1」は韓国製です。ここでパブリックデー1日目が終了しました。一度空港に戻って、空港からタクシーでホテルに移動しました。

2日目。ホテルからタクシーで空港へ移動。またしても空港から徒歩で撮影ポイント1へ。直接ここまでタクシーで送ってほしかったのですが、場所をうまく英語で伝えられず。次回は印をつけた地図を持っていきます。

こんなジュース飲んでました。たしか2リンギット。

プログラムが始まるまで、民間機や輸送機のフライトを眺めます。

10時、フライトスタート。

プログラムの順番は日によって変わるようです。

今日は昨日よりいい天気。青空でアクロバットが楽しめます。

KT-1

ラファール。

昨日はラファールを会場から撮影していたので背中があまり撮れませんでしたが、今日はバッチリいただきます。

F-18D

ここで、撮影ポイント1から見える撮影ポイント2が気になります。午後、歩いて移動することに。

20~30分ほど、のどかな村の中を歩きます。

ここが撮影ポイント2の入り口。公園のようです。車は手前の道路に路駐されていました。

中はこんな場所。

空港や会場が一望できます。

オーシャンビュー。いい眺め。

ここも、結構賑わっています。

飲み物・食べ物の販売もあり。

TAKOYAKIが売ってました。

ただ、これだけ人が集まる公園なのに、なぜかトイレがありません。

午後のフライトがスタート。離陸する様子がよく見えます。

午後4時。以上でフライト終了です。40分ほど歩いて空港に戻りました。

撤収可能な時間がいまいち読めなかったので、19:40発のMH1459を選択しましたが、待ち時間は暇でした。撤収は午後6時ごろがちょうどいいかと思われます。ランカウイ空港は保安検査を過ぎると売店やレストランがあまり無いので、保安検査通過前の空港ロビーのお土産屋さんなどで暇を潰すのがおすすめです。マレーシア航空はワンワールド系列ですが、この空港にJAL/ワンワールドのステータスで使用できるラウンジはありません。

すっかり日が落ちたランカウイ島を出発します。

クアラルンプールで一泊し、翌日の成田行きNH816で帰国しました。クアラルンプール観光はペトロナスツインタワーをチラッと見たのみ。

※追記2019年4月 LIMA19のレポートはこちらから。

マレーシア ランカウイLIMA19 エアショー開催レポート・行き方ガイド

2019.04.06