2022年11月27日(日)に福岡県 航空自衛隊築城基地にて3年ぶりに開催された「築城基地航空祭2022」の様子です。築城基地はF-2の飛行隊が2つ所属しており、6SQ、8SQのフライトや、ウイスキーパパのアクロバット飛行が実施されました。
目次
アクセス
前日の26日に愛知県 県政150周年記念 ブルーインパルス展示飛行があったので、セントレアから福岡空港に移動。
福岡空港に到着して、博多から新幹線で小倉にちょっと戻ります。500系久々に乗りました。
2019年の築城基地航空祭は苅田駅前のホテルに宿泊しましたが、今年は取れなかったので小倉駅前に宿泊。
始発一本後の6時10分に小倉駅を出発。6時49分に築城駅に到着。行橋駅からは満員状態でした。
列に続いて基地へ向かいます。基地は7時に開門。
手荷物検査。飲食を持ってないか鞄の中をよくチェックされました。でも基地内に食べ物持ち込んでるおっさん何人も見かけました。
基地に入場できたのは7時15分ごろでした。最初の離陸が8時前なので間に合いました。
地上展示
地上展示された航空機を見て回ります。
新田原基地 305SQ F-15J #856
8SQ F-2A #555。この辺に並んだF-2の写真。会場入ってすぐに撮影したので朝日を浴びています。展示飛行中は人が多くて近づけないので、演目が終わってから順光で撮影しなおそうと考えておりましたが、フライト後はエプロンに戻ってこないで会場端のエリアに駐機となりました。
8SQ F-2A #558
6SQ F-2A #505
6SQ F-2A #508
6SQ F-2A #527
アメリカ海兵隊 UC-12W #8209
ウイスキーパパ曲技飛行チーム エクストラ300L JA14WP
陸上自衛隊 AH-64D #12
陸上自衛隊 UH-60JA #32
春日ヘリコプター空輸隊 CH-47J #499
海上自衛隊 鹿屋基地 P-1 #33。去年、岐阜基地でテスト中に滑走路からはみ出した機体。元気に直ってました。
入間基地から U-4 #251
小牧基地からC-130H #081
C-130は小ネタ仕込んでました。
エプロン東側に駐機しているF-2が6機
エプロン西側に駐機しているF-2が4機
エプロン西側に駐機しているT-4が2機
コックピット展示されるF-2A #535
格納庫でコックピット展示されるF-2A #833
その隣は複座のF-2B #134
F-2B #119で装備品展示
T-4 #765で油圧動作展示
春日基地の機体ですが、整備は築城基地で実施しているとのこと。
修理隊の格納庫の奥に隠されるF-2。見せられない状態なのか、いつぞや公表された部品どりされたF-2なのか。
第6飛行隊ブース
第8飛行隊ブース。ジオスさんによる8SQ補足トリビア集。
巨大てるてる坊主
第8飛行隊Q&Aコーナー
本日の模擬対地攻撃プログラムのお品書きと、パイロット紹介。
名物パイロットジオスさん。
食事が禁止なので、販売は自衛隊グッズや地元の特産品がメイン。
オープニングフライト
7時52分、F-2A #542、#557、#541の3機が離陸
続いて8SQのF-2A #539、#548、#523が離陸。2つの飛行隊合わせて6機が上がりました。
6SQの3機のデルタ隊形
8SQの3機のデルタ隊形
6SQの3機のトレイル隊形での背中見せ
8SQの3機のトレイル隊形での背中見せ
第8航空団の「八」マーク
以上で着陸
芦屋基地 第13飛行教育団 航過飛行
芦屋基地からT-4 #617、#659、#647、#679が飛来
2パスして帰投。この後に防府北基地からT-7が飛来する予定でしたがキャンセル。
新田原基地 305SQ F-15 機動飛行
お隣宮崎県の新田原基地からF-15J #851、#828の2機が飛来
すぐ背中を見せて会場側に旋回
新田原のF-15、これでもかというぐらい背中を見せてくれます。
来週は新田原基地で航空祭がありますが、新田原は会場からは逆行。
快晴の中爆音を響かせてテンポよくフライト
ローパスからのバイバイ翼フリフリ
この低い高度での背中見せは、見ごたえがありました。
アパッチ戦技飛行
陸上自衛隊 目達原駐屯地のアパッチロングボウがデモフライト
救難展示 芦屋救難隊
芦屋基地からU-125A #011
UH-60J #594が雪山装備の隊員を降下させ要救助者を救助
ウイスキーパパ曲技飛行チーム
ウイスキーパパ曲技飛行チームの内海さんによるデモフライト
今年はブルーインパルスが来ませんので、アクロはこのウイスキーパパのみ。
単機でのハートマーク
第6飛行隊 機動飛行
F-2A #508と#527が離陸。#527は車輪を出したまま離陸後すぐに会場側に旋回して背中アピール
パッカン
高さは500フィートと航空法ギリギリの低さ
8SQのジオスさんのフライトが話題になりがちですが、6SQもF-2の背中を思う存分アピールするフライトでした。
デモスクランブル
ジオスさんナレーションで、スクランブルのデモ。8SQのパイロットと整備士がサイレンとともに機体へ走り、機体を立ち上げ。
実際に離陸はせず、タキシーまでですが、ものの数分で準備が完了していく様子をアピールしました。
模擬空対地射爆撃
模擬空対地射爆撃。
コンセプト「3年ぶりだが、いつもの8SQ!!」今年もマニアパイロットのジオス(まだ転勤しない)が監修「会場に背中!背中は正義」「近い!低い!早い!」「すごくすごい!重なる!背中!大爆発」「テレコン外せ!!」
再掲
けものフレンズのジャパリパークの曲とともに、F-2A #539、#548、#523、#546の4機が離陸。
ジオスさんがナレーションで繋ぐ間に隊形を整えてトレイル隊形。
1機づつブレイク
これでもかというぐらい近い距離で背中をアピール
そして重なり合います
フルサイズ換算800mmで、機体がはみ出す近さ。
今年も大満足のフライトでした
デモフライトとしては、日本一の見ごたえの飛行隊です。
帰宅
すぐに会場を出ると築城駅が混むので、しばらく基地にとどまって14時45分に会場を後に。
2019年は基地を出てから電車に乗るまで2時間以上かかりましたが、今年はそんなことはなく15時08分の小倉行きの臨時列車に乗れました。