2024年11月17日(日)に岐阜県各務原市にある航空自衛隊岐阜基地で「岐阜基地航空祭2024」が開催されます。本番を前に、連日基地の上空では予行演習が行われています。当日は残念ながら雨が予想されていますので、快晴の13日(水)の総合予行を撮影しました。会場側は逆光になるため、基地南側の田んぼ撮影スポットの様子です。
南側の岐阜かがみがはら航空宇宙博物館へ。開館前から駐車場を開放してくださっています。
そこから田んぼの撮影ポイントへ。平日とは思えないほどの混雑。例年の本番並み。
おそらく日本一超望遠レンズが集まるエリアです。
目次
F-2×1機、F-15×1機、T-4×2機(小編隊)
T-4 #651,#618 が離陸
F-15J #942 と F-2B #105 が離陸
F-15J #942 の機動飛行
この田んぼスポットを中心に旋回するので、順光で背中を撮影することができます。
雲一つない快晴で、アフターバーナーが映えます。
F-2 と T-4 の3機で、サンライズやレターエイトを実施していました。ブルーインパルスの演目を他の部隊がやるのは、あまり見かけません。
このT-4に搭乗していたのは、元2番”KIKKAS(キッカス)”さんと元4番機”DENIRO(デニーロ)”さん。元ブルーインパルス所属のパイロットだそうです。
F-2 #105 の機動飛行
浜松基地スぺマ
浜松基地航空祭で披露された 航空自衛隊70周年記念塗装 T-4 #774
F-2×1機、F-15×2機、T-4×2機、C-1×1機(中編隊)
C-1 #001 初号機、T-4 #651 , #605 , F-15J #942, F-15DJ #078, F-2A #501 が離陸
飛行開発実験団が行っているテストフライトの実演です。
F-2A #501 の機動飛行
C-1、T-4 、F-15 のダイヤモンド隊形
C-1 初号機は今年ラストイヤー
型式はC-1FTBといい、各種機器のテストに用いられました。”銀ちゃん”の愛称で親しまれています。
オーバーヘッドアプローチ。午前の部はここで終了。
F-2×2機、F-15×3機、T-4×2機、T-7×1機、C-1×1機、C-2×1機(大編隊)
C-1 #001 が離陸
C-2 初号機#201 が離陸
続けて F-2A #501 ,F-2B #105, F-15J #801,#942, F-15DJ #078, T-4 #618,#651, T-7 #946 が離陸
F-15の初号機は、特別塗装として試験機カラーになっています。
実際はF-15はアメリカで開発された機体であるため、初号機とはいえこのカラーリングは施されていません。
離陸直後に機動飛行を実施しました。
T-7 #946
岐阜基地名物「異機種大編隊」。航空自衛隊「70」周年を記念して、70の文字を描いています、
F-2B #105 の機動飛行
隊形を整えるのに時間を要する大編隊の合間は、こうやって単機が場つなぎの演目を実施し、間延びしないようにしています。
ヴェイパーがモクモクになるほど激しい機動を実施しました。
赤白カラーの機体のみの編隊飛行。
T-7 の速度域に合わせているので、他の機種は失速ギリギリの速度で飛んでいます。
ダイヤモンド隊形。
C-1 初号機と C-2 初号機の編隊飛行
このペアがみられるのも、今年限り。
オーバーヘッドアプローチ
全機を横から撮影するには、田んぼではなく東側に移動する必要があります。実際、この大編隊の演目では撮影ポイントを移動する方も多め。
全機着陸すると見せかけて、タッチアンドゴー。
「70」をもう一回。「0」の末尾のF-2だけ先に着陸してしまったので、欠けています。このあと全機着陸して、この日のリハーサルは終了しました。
ちょうど全機の着陸のこと、P-1 の新造機 #36 がフライトを実施していました。