ANA SFC修行のため、中国国際航空エアチャイナのビジネスクラスを利用し、SINタッチを実施しました。北京首都空港での乗換方法や、シンガポールでのチェックインの流れ、ラウンジや機内の様子を紹介します。
目次
日程
有給無しの、土日の2日間で修行してきました。
金曜に仕事が終わった後、小松空港から羽田空港にANA便で移動。蒲田のカプセルホテルに1泊し、翌日土曜日の早朝からエアチャイナ修行のスタート。
●CA422(エアチャイナ) ビジネスクラス
07:10発09:55着
羽田→北京
●CA969(エアチャイナ) ビジネスクラス
15:35発21:55着
北京→シンガポール
■2017年02月19日(日)
●CA970(エアチャイナ) ビジネスクラス
00:15発06:20着
シンガポール→北京
●CA181(エアチャイナ) ビジネスクラス
08:35発12:50着
北京→羽田
予約クラス:Z
総額 85,630 (JPY)
11,858PP
シンガポール滞在時間が2時間の行程です。もちろんちゃんと有給が取れるなら、こんなアホな行程にする必要はありません。
羽田-北京
朝4時半、羽田空港国際線ターミナル。せっかくラウンジが利用できるので、朝早くから空港へやってきました。早朝は京急やモノレールがまだ動いていないので、蒲田からバスを利用。
4時40分、チェックイン開始。エアチャイナはスターアライアンス系列ですが、カウンター業務はJALに委託しているようです。ビジネスクラス利用ですので、ビジネスクラスチェックインカウンターが利用できます。カウンター一番乗り。当然日本語が通じます。
JALのスタッフにANAラウンジの利用を促されるという、不思議な体験ができます。
羽田のANAラウンジ初体験。まだ修行中の身ですが、ANAラウンジでヌードルバーを利用しラーメンをいただきます。これから2日間、機内・ラウンジで食べ続けることになります。空港から出る時間もなく、お金を使用することもないので、シンガポールや中国の現地通貨、SIMカードなどは一切持たずに出発です。
6時40分、CA422搭乗開始。
搭乗します。ビジネスクラスの座席配列は2-2。
国際線ですが、A321にはパーソナルモニタはありません。
フルフラットにもなりません。中国まですぐなので我慢です。とはいえビジネスクラスですから座席は広々としています。隣は空席でした。
すぐにウエルカムドリンクとおつまみのサービス
機内食のメニュー
日本路線は英語、中国語、日本語の3か国語で書かれています。
朝食は中華・洋食から選択可能。
ドリンクメニュー
お茶のメニューが充実しています。
エアチャイナのCAさん、エコノミークラスはわかりませんが、非常に丁寧で好感が持てました。皆さん綺麗ですし、安いですし、機内食も美味しい。悪くないと思います。修行以外でも積極的に使っていきたいと思いました。
飛驒山脈のあたりを飛行。このへんで朝食のサービスが始まります。
機内食が配られました。
中華をチョイス。
結構美味しいです。すでにラウンジでお腹いっぱいになってましたが、全部いただきました。
エアチャイナは、機内でスマホの利用ができません。CAさんに注意されます。でもなぜかタブレットはOK。タブレットで映画を見て過ごします。ただし充電ポートはありません。これはこのあと乗るA330も同じ。
中国系エアラインでの、スマホ利用が解禁されました。現在はスマートフォン、携帯端末の利用が可能です。
中国上空へ。ガスってます。
北京首都空港
北京首都空港へ到着。乗り継ぎへ進みます。日本語で案内があるので迷うことは無いでしょう。
空港で5時間過ごします。
いったん空港の外へ出て観光しようかとも思いましたが、遅延のリスクがあったので大事をとって空港にとどまることにしました。
やたら巨大な空港です。SFC修行をするような飛行機・空港好きなら、この空港を探索してラウンジを満喫するだけでも5時間楽しめます。
中国庭園風の建物
WiFiはこちらの機械にパスポートをかざすと、パスワードがもらえます。
今回SIMカードは契約しなかったので、空港Wi-Fi頼み。そのままでは金盾のせいでTwitter、Line、Google各種サービス等が利用できないので、事前に家にVPNサーバを立てておきました。
ラウンジへ。1つ上のフロアになります。
ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジがありますが、違いは特にありません。
ファーストクラスラウンジに入ります。
広々としており、それほど混雑していません。
フードは中華料理を中心に、とてもに充実しています。
味もそここそ。
満足度が高いです。
点心
お茶
チャーハン
シャワールームを利用しました。この修行、ホテル泊がないのでシャワーはラウンジ頼り。
歯ブラシや石鹸などのアメニティは用意されています。
可もなく不可もなく
北京-シンガポール
空港探索したりラウンジで食べたりシャワー浴びたりお土産屋さんみたりして5時間ぶらぶら。続いてシンガポールへ向かいます。機材はA330、B-5948。
座席の配置は2-2-2
今度のシートはフルフラットになります。
この機材には、パーソナルモニタがあります。
中国人は声がでかくてマナーもちょっとあれなイメージですが、流石にビジネスクラスで騒ぐ人はいません。快適に過ごせました。ビジネスクラス搭乗率も4割前後。隣は空席でした。
ドリンクメニュー
お茶が充実
フードメニュー。搭乗後すぐに、CHINESE(中華)かWESTERN(洋食)か、機内食のコースを選択します。また、寝てたときに起こすか否かを聞かれます。「Wake up 」と伝えました。
例によってスマホ利用不可、タブレットOKです。充電ポートなし。モバイルバッテリー頼みですが、中国の空港はモバイルバッテリーの容量に厳しいので、ちゃんと規格にあっているか確認するようにしましょう。容量の表記がないと没収されます。
日本語の映画もありました。シン・ゴジラ。
非常口説明の動画は可愛らしいパンダです。
しばらくしてランチ。今回は洋食をチョイス。
美味しくいただきました。
パンは食べ放題
チキンとライス
季節のフレッシュフルーツ
シンガポール入国のカードが配られるので、書いておきます。
料理も食べ終え、シン・ゴジラも見終わったので、仮眠します。シートがフルフラットになるので、快適。
シンガポール・チャンギ国際空港
チャンギへ到着。1時間ほど遅れて到着しました。入国せずに次の搭乗手続きができるかと思ったのですが、乗り継ぎカウンターで「ここではできない」と言われたので一旦入国します。入国審査の人が多少不審がってましたが、問題ありません。入国目的は「mileage run」と笑いながら伝えました。
今乗ってきた北京-シンガポール便が1時間ほどディレイしたので、乗り継ぎ時間があまりありません。楽しみにしていたシンガポール・チャンギのビジネスクラスラウンジを利用する時間はありませんでした。入国したばかりですが、すぐに出国。小走りでゲートに向かいます。
シンガポール-北京
今乗ってきた機体で、すぐに北京へ戻ります。シンガポール滞在時間1時間半。ふと我に返って、「シンガポールまで来てすぐに帰るって、何やってるんだろう・・・」と思いましたが、気にしないことにします。
往路の隣の座席を選択。
搭乗率は5割前後。
ウエルカムドリンクです。また、ロキシタンのアメニティグッズがもらえました。どうも深夜便でしか配ってないようです。
フードメニュー。洋風と中華から選択。
ドリンクメニュー
機内食。このあとメインのお肉が出てきましたが、さすがにもうお腹いっぱいで食べれませんでした。
北京首都国際空港
再び北京へ到着。
乗り継ぎの列。10分ほど並びました。
再びラウンジです。ここでの乗り継ぎ時間は2時間。
本当、食って寝てるだけの旅です。割と快適に過ごしているので、修行と呼べるのでしょうか。
ここでもシャワールームを利用
北京-羽田
北京-羽田・東京便の機材。先程まで乗っていたシンガポール便とレジ番含め全く同じ機材でした。北京-シンガポール往復が同じ機体になることは想定済みでしたが、3レグ連続同じ機体はさすがに予想外。
幸いクルーは毎回別の方に交代していました。
フードメニュー
最後の食事です。美味しくいただきました。
羽田に到着。有給無しの0泊2日、強行シンガポール旅行でした。