フランス パリ・エアショー 2019開催レポート・行き方ガイド

2019年6月17日(月)~23日(日)にフランスのパリ郊外にあるル・ブルジェ空港(Paris-Le Bourget Airport)で開催された「パリエアショー(SIAE 2019 – The 53rd International Paris Air Show)」に行ってきました。

ツアーは利用せず、個人旅行です。22日(土)の1日、会場を散策しました。

会場への行き方、プログラム、展示機、会場の雰囲気を紹介します。

パリエアショーとは

2年に一度パリで開催される航空宇宙機器の国際見本市です。「パリ国際航空宇宙ショー」とも訳されます。イギリスのファンボロー・インターナショナル・エアショーと交互に開催されます。

トレードショーですので、RIATなど興行ショーと比べるとデモフライトは多くはありませんが、世界中から最新鋭の旅客機や戦闘機が140機も集まります。また、パリエアショーに合わせて新機種の発表や、旅客機の大量発注が行われます。今年はMRJが突如「スペースジェット」に改名して話題となりました。

月曜~木曜がトレードデー、金曜~日曜の3日間がパブリックデーとなっています。トレードデーがメインで、MRJやP-1、Honda Jetなど、一部の機体はパブリックデーでは展示されず早々に帰国してしまいます。来場者は1週間で50万人(ユニークビジターは31万人)。パブリックデーは3日間で17万人です。

ル・ブルジェ空港に隣接する「ル・ブルジェ航空宇宙博物館」も、期間中はエアショー入場チケットで来場できます。

アクセス

会場のル・ブルジェ空港には定期便はありません。シャルルドゴール空港を利用しフランスへ向かい、パリを拠点とします。エバー航空の台北 桃園経由のパリ行きのチケットを購入し、飛行機代は往復なんと9万円。ホテル代と合わせても、旅費は11万円程度とヨーロッパ旅行にしては破格の旅費に収まりました。※ただ結局エバー航空がストライキのため欠航、お値段そのままで往復ANA便に振り替えてもらいました。

会場最寄り駅はRER B線の「Le Bourget駅」。ここの鉄道駅から無料のシャトルバスが運行しています。「Le Bourget駅」周辺、パリの北側は治安が悪いので、ここに拠点を構えるのはお勧めしません。

前日の22日(金)夕方にANAのNH215便でフランスへ到着。凱旋門近くのホテルに宿泊しました。

パリ市内からLe Bourget駅へ

パリ市内の駅でRER(日本でいうJR)の切符を購入し、シャトレ-レ・アル駅(Gare de Châtelet – Les Halles)でRER B線に乗り換えます。

切符の購入方法

(1)駅の改札前にある券売機を操作します。フランス語は読めないので、まずは英語に切り替え。券売機のスクリーンで「English」を選択

(2)「Touch here to buy tickets」を選択

(3)Le Bourget駅までの片道切符を購入する場合は「Tickets for Paris region」を選択、メトロ・RER 1日乗り放題のチケットを購入する場合は「Mobilis」します。私はエアショー終了後に適当にパリ市内をぶらつくつもりだったので、乗り放題の「Mobilis」を購入しました。ゾーン1~3の片道切符は2.8ユーロ、乗り放題チケット「Mobilis」は10ユーロです。

乗り放題Mobilisの場合

(4)ゾーンを選択します、「1」を選択しあと「3」を選択し、Zonesが「1-3」になったことを確認して「Validate」を選択。

(5)チケットの枚数「1」を選択

(6)金額を確認し「Validate」を選択。

(7)現金またはカードで支払い。一部の券売機では紙幣は使えずコインのみです。

カードの場合、券売機下のテンキーの装置上にカードを挿入します。カード用のテンキー液晶で、操作が指示されます。まず言語選択が必要なので「C」ボタンを押して「En」に切り替えて、「V」で確定します。そのあとカードのPINコード4桁を入力し、「V」で確定します。切符が発券されると、ボールペンで切符に日付と名前を記載しておきましょう。

Mobilisではなく「Le Bourget駅」までの片道切符を購入する場合

(3)で「Tickets for Paris region」を選択した後に行先を選択します。

(4′)キーボードで「LE(Space)B」と入力、候補から「Le Bourget」を選択

(5′)「Full fare」を選択、

(6′)チケットの枚数「1」を選択。もしかして、ここで2を選択すると復路にも使えたんでしょうか?

(7)金額を確認し「Validate」を選択。

あとは同じ方法でお支払い。切符が発券されます。こちらに日付と名前の記入は不要。

電車で移動

22日(土)午前7時過ぎ。シャトレ-レ・アル駅から、RER B線に乗り込みます。日本の航空祭のように始発電車で移動して朝5時から開門待ちの列に並ぶような必要はありません。

RER B線は「シャルル・ド・ゴール空港第2TGV駅(Gare Aéroport Charles-de-Gaulle 2 TGV)」と「ミトリー=クレイ駅(Mitry-Clay)」に分岐しますが、「ル・ブルジェ駅(Le Bourget)」は分岐の手前なのでどちらの電車に乗っても構いません。ただし反対方向にはいかないように。

プラットホームでは、次にやってくる電車の停車駅が電光掲示板に表示されます。「Le Bourget駅」に停車するのか必ず確認しましょう。たまにCDGまで直行の快速もあります。また、各駅停車は怖そうな乗客が多いのでお勧めしません。

治安の悪さで有名なRER B線。スリや物乞いには十分に注意しましょう。

リュックは背負わず必ず抱え込むこと。高そうな一眼レフカメラは間違ってもカバンから出さないこと。できるだけドアから離れた席に座ること。

車内のパネルに停車駅の案内。アナウンスは次の停車駅をフランス語で読み上げるのみ。パリ郊外に行くと地下ではなく地上を走行します。GoogleMapで駅が近づいてきたことを確認。

朝7時20分。シャトレ-レ・アル駅から15分ほどでLe Bourget駅に到着。

エアショー会場オープンは8時半からなので、こんなに早く駅に着く必要はありません。が、時差ぼけがそんなすぐ直るわけがなく、パリ現地時間 午前4時(日本時間午前11時)には完全に目が覚めてしまったため、そそくさとLe Bourget駅を目指しました。

駅に到着後、改札(?)を通過。なお、Le Bourget駅に限らず、パリの駅はどこもトイレがありません。ご注意ください。おなかが痛くなったらカフェを探しましょう。

片道切符でここまでやってきた方は、先に帰りの分の切符を購入しておくことをお勧めします。エアショー終了後は券売機が混みます。乗り放題チケットなら切符が再利用できますので何もしなくて大丈夫です。

窓口で直接パリまでの切符も購入可能

改札を出て左に、シャトルバス乗り場があります。15分ごとに運行とのことですが、実際はもっと高頻度で運行していました。かなりの量のバスが待機しています。

開場1時間前だったのでバスはガラガラ。日本の航空祭のように、1時間前には行列なんてことはありません。

バスは警察の誘導で専用レーンを走ります。他の車線より幾分かスムーズに進みます。専用レーンに割り込んできたトラックにバスの運転手がキレて、トラックを追い越してからバスを横付けして停車。降車ドアを開けて運転席からトラックに罵声を浴びせるなんて光景が見られました。

駅から10分ほどの乗車で会場に到着。午前7時36分。

シャトルバスは、会場南側、地図左下の「Gate L」に到着します。帰りも同じ場所から出発します。会場が広いので、ゲートから一番北の有料観覧席まで、歩いて20分~30分ほどかかります。

パリ=シャルル・ド・ゴール空港から会場へ

パリ市内からではなく、空港から直接パリエアショーに向かう方法です。

(本来は台湾 桃園TPEからBR87便で23日(土)の朝7時半にCDGへ到着し、空港から直接会場へ向かう予定でした。エバー航空パリ便がCAのストライキで欠航となったため、この方法をとることはなくなりました。)

CDGのターミナル2駅からRER B線に乗って、Le Bourget駅を目指します。スターアライアンスのターミナル1へ到着した場合はCDGVALを使用してRER B線の駅があるターミナル3か2駅を目指します。

券売機には空港からLe Bourget駅までの切符がメニューに表示されています。料金は片道8.3ユーロ。

また、平日の17日(月)~21日(金)であれば、15分ごとに空港から会場まで直通の無料シャトルバスが運行していました。T2FからT2Eの間にバス停があるようです。

入場

シャトルバスを降りてすぐ、会場入り口手前には無料の荷物預り所があります。空港から直接、またはエアショー終了後空港に直行するような場合、スーツケースはこちらに預けましょう。大きな荷物は会場に持ち込めません。

身軽になって、まずは簡単な荷物チェック

続いてテント内で2回目の荷物チェック。カバンの中身をすべて確認されました。かなり厳しめです。またボディーチェックもポケットの中身の確認など入念に行われます。片言の英語で受け答え。

一眼レフカメラ2台(D750,D500)、標準ズームレンズ1個(NIKKOR 24-70mm F2.8)、望遠レンズ(NIKKOR 200-500mm F5.6)、カメラ予備バッテリー2個、モバイルバッテリー、カロリーメイトなどをリュックに入れて持ち込みました。特に問題なく通過できました。通過できるリュックのサイズは他の写真に写ってる方々の装備を参考に。

午前7時50分。荷物検査を終えて、入場ゲート前に到着。ここから先は8時半オープン。開場まで40分ほど待ちます。

ここにはパンフレットがあるので、もらっておきましょう。会場マップやフライトスケジュールは公式アプリで確認できますが、パンフレットは記念にもなりますし、レジャーシート代わりにも使えます。

8時半、入場開始。事前にWebから購入し印刷しておいた入場チケットのバーコードを提示します。入場チケットは1日15ユーロ。

展示ホール

会場に入ると、まず両サイドに巨大な展示ホール「Paris Le Bourget Exhibition Centre」が立ち並びます。

まずは展示ホールを見て回ります。

巨大なホールに、世界各国の航空関連企業2,453社が出展しています。

日本からも三菱や川崎、IHIその他航空・宇宙関連企業が多数出展。

航空機に直接関係があるメーカーだけでなく、生産設備の企業なども出展しています。

地元のダッソー。出入り口近くの巨大なスペースに陣取っています。

地元勢はどこもブースが豪華。ただボーイングやエアバスぐらいの企業は、展示ホールの一画ではなく自社専用のシャレーをエプロン地区に構えています。

ロシアUAC。パリエアショーでSu-57を展示するなんて噂がありましたが、模型が飾られているだけでした。今年はフランカーの実機は無し。

中国AVIC。どこのトレードショーにいっても中国勢はブースが豪華です。

ただ、企業展示のメインはあくまでもトレードデー。パブリックデーでは展示物か片付けられていたり、そもそも撤収済みの企業も多数。スタッフもほとんどいません。

展示されている航空機のパーツやシミュレーターなどを、流し見していきます。

展示ホールを見て回るだけでも、1日以上かかりそうです。展示飛行開始は午後の12時過ぎから。4時間弱でホール、地上展示、博物館を回らないといけません。

飲食・トイレ

食事ができるレストランやケータリングカーが会場内に多数あります。フランス料理や日本食、なんでもあります。

お昼時は、どこも混み合います。

トレードショーということで、座席が用意された本格的なレストランも多数あります。天気も良かったので皆さん昼間からワイン片手に飲んでました。

お値段は、サンドイッチ1つ1,000円、ハンバーガーセット2,000円などと高め。日本からカロリーメイトを持ってきていました。

ペットボトルのコーラも1本600円とボッタクリ。5分ほど並べば無料で利用できる給水スポットがいくつかありますので、上手に活用しましょう。

エプロン地区には仮設トイレが設置されるほか、展示ホールや博物館には常設のトイレがあります。パリ市内にはトイレが全く無く、お店のトイレも有料だったりしますが、会場内のトイレは無料で利用できます。

地上展示

展示ホールを抜けてエプロン地区へ。

RW03アプローチエンド沿いの区画に、飛行機が多数並んでいます。

各機体の後ろには、それぞれのメーカーのシャレー(展示ホールのブースが1つの建物になったようなイメージ)が並んでいます。トレードデーはシャレーで商談や新製品の発表などがなどが行われたのでしょうが、パブリックデーでは一般人は入れません(ボーイングは見学できました)。

ここも人が少ないうちに、全機見て回ります。全機種載せるとキリがないので抜粋。

ダッソーのブース。ラファール。

ファルコン 8X

ドイツとフランスが共同で開発中の次世代戦闘機コンセプトモデル。

TAI(Turkish Aerospace Industries)のブース。トルコが開発中の第5世代戦闘機「TFX」のモックアップ。F-22じゃないですよ。

三菱航空機のブース。MRJ改め「スペースジェット」は、トレードデー2日目火曜日の夕方に、型式証明取得を急ぐためとの理由で早々とアメリカのモーゼスレイクへ戻りました。空いたスペースにはP-47D。

MRJ 3号機(JA23MJ)を見るのがパリエアショー最大の目的だったのですが・・・残念。せめてSpaceJet M100の機内モックアップぐらいは見たかったです。

エンブラエルのブース。KC-390が展示されていました。トレードデーでフライトを行った「E195-E2」はパブリックデーを前に撤収しました。

ガルフストリームのブース

各種ビジネスジェットG650ER、G600、G550、G280が並んでいました。

ボーイングのブース。KC-46、P-8ポセイドンがいました。ビジネスデーに展示飛行したB787は撤収したようです。KC-46Aは自衛隊も運用する予定。

アメリカ陸軍のチヌーク

F-15Eストライクイーグル、AH-64D アパッチロングボウ。

ボーイングブースでは、パブリックデーにも関わらずシャレーを公開。一般人も入れます。

ビジネスクラスやエコノミークラスのシートのほか、F-18やKC-46、777Xなどの模型を展示してます。

ボーイング傘下のオーロラフライトサイエンシズが開発中の「空飛ぶ車」試作機。N87AU。

ボーイングのT-Xモックアップ。T-Xは日本への売り込みも視野に入れていますから、このモックアップはいずれ日本でも展示される気がします。

エアバスブース。貴重なドイツのユーロファイターがいました。

A330MRTT。A321LRやA220は撤収済み。

A400M。後ろにはC-2。

ATR 72-600

レオナルドの新型UAV Falco Explorer

日本の防衛省ブース。P-1は撤収済みでしたが、C-2が機内を公開していました。C-2はパリでも大人気。機内では自衛隊の活動やC-2のスペックを紹介するパネルを展示していました。RIATでは自衛隊の方のみで説明対応されていましたが、ここでは説明を担当する自衛隊員にフランス語の通訳の方がついていました。

P-1とC-2がデザインされた手提げバッグを配布しており、中にはP-1の扇子が入っていました。

C-2の機首には、3色の折り鶴でフランス国旗のトリコロール。粋な計らいです。

フランス国防省のブース

ミラージュやラファールのコックピット公開を行っていました。

CAE AVIATION SARLがSAAB340の観測機を出展。

パキスタンのブース。JF-17。

ロッキードマーチンだかアメリカ軍のブース。C-130。ここにはF-35も並んでいたそうですが、こちらも撤収済み。

パブリックデーでは機体メーカー以外にも、興行目的なのか往年の機体もやってきます。

F-86セイバー

C-47A

モラーヌ・ソルニエ MS.733 アルション

お昼になるにつれて、来場者も徐々に増えてきます。広い会場内を歩き回って撮影しており大分疲れてきました。まだ航空宇宙博物館が残っています。

ル・ブルジェ航空宇宙博物館

ル・ブルジェ空港の一角にある航空宇宙博物館も、パリエアショー入場者は無料で見学ができます。

場所は巨大なアリアンロケットが目印

B747とコンコルドの機内見学は別料金が必要。外から眺めるだけなら無料。

博物館はエアショー会場と一体となっているため、知らなければ展示ホールや地上展示の一部と思ってしまうでしょう。エアショー会場側からは特にチケットの再確認などは不要で、自由に出入りできます。

普段は博物館だけで入場料が9ユーロ必要。さらに路線バスを使用してアクセスする必要があるので、無料シャトルバスが運行しているエアショー期間中に見学するとお得ですしアクセスが楽です。

コンコルドが2機。コンコルドの下ではワークショップ的なイベントが行われていたので、コンコルドの全体像は下からはよく見えず。

ミラージュ IV

A380試作機は本来会場側に設置されていますが、スペースを空けるためなのか空港西側に移動していました。

飛行展示

12時過ぎから展示飛行が始まります。展示飛行のプログラムは、公式サイトやアプリで確認可能。展示飛行を行う機体は、RWエンドで待機しており、会場からは駐機している様子は見えません。ル・ブルジェ空港には滑走路が3本ありますが、会場に近いRW03/RW21を使用します。他の滑走路ではエアショーとは別にビジネスジェットの運用が行われていました。

エプロン地区のさらに奥、ADVANCED AIR SUPPORT社の格納庫前に、滑走路沿いを見渡すことができるビュースポットが用意されています。

もちろん奥までいかなくても、地上展示のエリアからも鑑賞可能ですが、北側はシャレーが無い分滑走路まで見渡せます。

フランス人の皆さん、一眼レフカメラなんてほとんど持ち込んでいません。持っていてもキットレンズがほとんど。

ビジネスジェットが多数駐機されている横を通り奥へ

ビュースポット。滑走路沿いまで寄れます。ここには望遠レンズを付けたカメラをお持ちの方が並んでいました。それでもロクヨンやハチゴローといった超望遠単焦点は、この会場で一度も見かけませんでした。そもそも持ち込めるのかどうかも怪しいですが。朝から最前列を場所取りされていた方もいたようですが、割と頻繁に人が入れ替わっていたのでそこまで頑張る必要はないと思います。

最前列からタキシングの様子を眺めるとこんな感じ。

また、ここには有料の観覧スタンドがあります。お値段1日11ユーロ。エアショーの入場チケット(15ユーロ)とは別に購入が必要。

今回有料席は使用しませんでした。混んでますし、あんまり望遠レンズを振り回すのは向かなそうです。スタンド前の無料エリアで撮影しています。

パブリックデー2日目のフライトスケジュール。順番は当日多少前後します。トレードデーに比べてイマイチなプログラム。ただ、パブリックデーではフランスの曲技飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」の展示飛行が行われます。

Russian Helicopters – ANSAT

STOLP – STOLP STARDUSTER SA300

ZAKLAD REMONTOW I PRODUCJI SPRZETU – SWIFT S1

AVIAT aircraft – PITTS S2B

APEX CEAPR CAP 222

EXTRA – Extra 330SC

AIRBUS HELICOPTERS – EC665 TIGRE

NHIndustries – NH90 CAÏMAN

Belgian Air Force Lockheed Martin – Fighting Falcon F-16

RIATでも見た機体

Vadorさん

Hawker – HURRICANE。大戦機詳しくないのでハリケーンとスピットファイアの区別がつきません。

Eidg.Flugzeugwerk (F+W) EMMEN – MS406

Dassault Aviation – Falcon 8X

Dassault – RAFALE

Dassault Aviation – FLAMANT MD-311

DOUGLAS – C-53 SKYTROOPER D-DAY DOLL

Airbus – A330neo

Airbus – A350-1000

JALのA350初号機(JA01XJ)をパリで展示するなんて話もありましたが、立ち消えとなったようです。

Airbus – A380

Hi Flyの機体です

先ほど展示飛行を行ったベルギーのF-16ともう一機が、予定外の離陸。おそらく帰投しました。アナウンスがフランス語なのでよくわかりません。

F-16AM Falcon FA-57 “75 years D-Day”ノルマンディー上陸作戦75周年記念塗装

Dassault – Patrouille de France。去年のRIATには来なかったので、これが初見。

アルファジェット8機を使用します。

コックピット内の映像をリアルタイムに鑑賞

ループや編隊飛行の演目を中心に実施。ソロや本格的なアクロバット飛行は行われません。時間短縮Ver.でしょうか。

フランス国旗をイメージした3色のスモークが映えます

ビュースポットに立ち並ぶスピーカー、音がよくて金がかかっているなと感心してましたが、実際撮影を開始すると結構邪魔でした。

Airbus – A400M

Pakistan Aeronautical Complex Kamra – JF-17 Thunder

特別塗装が施されていました

Supermarine – Spitfire

Vought – CORSAIRE F-4U

POTEZ AVIATION – Fouga Magister CM170

46 Aviation

また、パリエアショーの展示飛行ではありませんが、会場からは途切れることなくシャルルドゴール空港へアプローチする機体が見られます。フルサイズ換算 実質800mmでエミレーツのA380を撮影してもこのぐらいにしかなりませんが。

帰り

展示飛行も終わり、観客が帰路につき始めました。ちょっと人が減ったところで、地上展示やホールを再度見て回ります。朝と光線状況が変わるので、午前中は逆光になってしまった機体を再撮影。

午後6時ごろ、エアショー会場から撤収しました。

帰りのシャトルバス列。人は大勢いますがシャトルバスが高頻度で運行しているので、並んでた時間は10分以下。

行きのガラガラと違って、さすがに帰りは満員。立ち乗りです。多少渋滞に巻き込まれましたが、15分ほどで駅に戻ることができました。

駅に到着。駅舎では切符購入待ちの列。乗り放題チケットを持っていたので、そのまま改札を通って電車に乗り、パリ市内へ戻りました。

この時期のパリは日没が午後10時。まだまだ十分に観光できます。時差ボケで眠いんですが。ル・ブルジェからRER B線でそのままサン・ミシェル=ノートルダム駅へ。

4月に火災のあったノートルダム大聖堂を確認。

ホテルは凱旋門近くだったので、23時ごろまで入場可能な凱旋門の展望台へ。エッフェル塔がライトアップされていました。

最終日

翌日23日(日)、エアショー最終日。午後8時のNH216便で日本へ帰国予定。もともとBR88で午前中に帰る予定だったので、1日なんの予定も無し。適当にパリ市内をブラついていました。RER B線でシャルルドゴール空港へ向かう途中、搭乗チェックインまでまだ時間があったので再びパリエアショー会場へ寄ることに。

会場へは入らず、入場ゲート「Gate L」周辺から飛行展示を眺めます。ここはRW03のアプローチエンドなので真上を旅客機が飛んでいきます。

この日の天気は曇り

3時半ごろまでRWエンドで見物。シャトルバスに乗り駅へ戻って、RER BでCDGへ向かいNH216で帰国しました。

業界人向けのイベントなので、パブリックデーの展示物はさみしいことになっていました。また行くことがあるかわかりませんが、次行くならビジネスデーに行きます。