【搭乗記】ANA NH216 フランス・パリ-東京・羽田 ビジネスクラスへアップグレード

NH216 CDH-HNDのビジネスクラスに搭乗しました。シャルルドゴール空港のチェックインカウンターで、エコノミークラスからマイルを利用してアップグレードしました。

もともとエバー航空のBR88便で、CDGからTPEへと台湾経由で帰国する予定でしたが、2019年6月20日からのCAストライキの影響で欠航に。エバー航空さんにANA便へ振り替えてもらったところ、予約クラスが「Y」のマイル積算率100% アップグレード可能運賃となりました。

RER B線を利用し、パリ シャルル・ド・ゴール国際空港へ。CDGVALでスターアライアンスの航空会社が集まるターミナル1へ移動します。

NH216はフランス現地時間20時0分発。チェックイン開始時間は3時間前の17時0分から。15分ほど前にカウンターに到着しました。

エコノミークラスとビジネスクラスで待機列が分かれています。この時点ではアップグレード空席待ちなのでビジネスクラスへの搭乗は確定していませんが、SFC会員なのでビジネスクラスの列に並びます。なおANAのB787にファーストクラスはありません。

カウンター業務は現地の業者に委託しているようです。日本人には英語での対応になります。ANAのスタッフが日本人とフランス人(多分)の2名おり、それぞれのカウンターを見て回っています。

WEBのステータス表示はずっと空席待ちでしたが、座席を用意できたとのことで無事にビジネスクラスへ。28,000マイルお支払い。フランスはエコノミーとビジネスで税金が異なるそうで、差額の支払いが必要です。40ユーロほどクレジットカードで支払いました。

ヨーロッパ便(イギリス ロンドン、ベルギー ブリュッセル、ドイツ デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘン)はすべて区間基本マイルが5501マイルを超えるため、エコノミークラスからビジネスクラスへの必要マイルは28,000マイルとなります。

搭乗ホールへ進みます。ビジネスクラス搭乗者やスターアライアンスゴールドメンバーは優先レーン「Access No.1」が利用できます。

続いて出国審査。こちらも「Access No.1」が利用できます。出国審査では特に何も質問はなし。パスポートを提示。

このあと、搭乗までスターアライアンスラウンジを利用しました。

シャルルドゴール国際空港は、保安検査を搭乗前に各ゲートで行うタイプ。時間に余裕をもって移動します。ラウンジでは19時過ぎに、係の人が「NH216 Boarding 19:30」と書かれた紙を持ちながら、ゲートに移動するよう告知していました。

パリ シャルル・ド・ゴール国際空港スターアライアンスラウンジ

2018.07.19

この日の搭乗ゲートは14番。10~18までのゲートが1つのコンコースになっています。この時間帯はこのコンコースにはNH216便のみ。

19時20分。搭乗10分前の保安検査待ちの列。みなさん時間ギリギリにラウンジから移動してくるためか、Access No.1のレーンにも関わらず長い列。列は2か所でも保安検査は1か所しかないので、譲り合っていると列が短い通常のレーンのほうが先に通過していっていました。

保安検査通過に時間がかかったので、すぐに搭乗します。早くついてもゲート前にもお土産屋さんがありますので、時間はつぶせます。

機材はB787-9 JA892A。215席タイプ。奥にはコンコルドが見えます。

往路のNH215では2か所にPBBを繋げていましたが、CDGでは後方1か所のみ。

ビジネスクラスに搭乗します。保安検査に時間がかかりましたが、他の乗客が乗り込んでくる前に、写真を撮りまくります。

ANA BUSINESS STAGGERED。配置は1-2-1。余談ですが新しい政府専用機(B777)はANAが整備を担当しているので、随行員席はこれと同じ座席が使用されています。

どの座席も、必ず通路側となります。

中央の座席は、隣の座席との間にテーブルとパーティションがあり、プライベートな空間が確保できます。

覗こうと思えば覗けますので、夫婦でご利用の場合は中央の席を利用しましょう。

パーティションからは頭がちょっとはみ出ます。

今回の座席は6E。当日のアップグレードだったため、他は埋まっており選ぶことはできませんでした。

座席左側には大型のテーブル。細かい収納はありません。

足元はオットマンと収納。収納スペースには、大きめのかばんは入りません。小物と、せいぜい靴ぐらいです。

モニターは18インチ。JALの23インチに対してちょっと小さめ。

オーバーヘッドコンパートメントは1座席1つ。キャリーケース2個程度でしたら預け荷物にせず、そのまま持ち込んでも十分収納スペースがあります。

座席にはアメニティとヘッドホン、枕、スリッパ、ブランケット

とりあえず全部ビニールから出してCAさんにごみを回収してもらいます。

ヘッドホンはこちらに引っ掛けます。

オットマンにマットがありますが、後からフルフラットにするときに使用します。

アメニティ。ANAオリジナル「グローブトロッター」ポーチ、KOSE 雪肌精MYV-雪肌精MYV トリートメント ウォッシュ(洗顔料)10ml、雪肌精MYV コンセントレート ローション(化粧水)13ml、雪肌精MYV コンセントレート クリーム 6g、歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグ(耳栓)

ちなみに往路のNH215 エコノミークラス搭乗中に見たビジネスクラスの座席。ポーチの形状が往路と復路で異なるようです。

テーブルの横にはコントローラー、ライト、コンセント、USB電源、安全のしおりや雑誌

コントローラーの形状がエコノミークラスと同じです。JALのビジネスクラスは、スマホのように液晶パネル付きのデバイスがあって、タッチパネルで機内食などの注文ができたのですが。

座席のリクライニングスイッチ。

カーディガンを配っていました。ANAの文字が入っています。貸出なので持って帰ってはだめです。

トイレには、歯ブラシセット、マウスウォッシュ、ボディペーパー。減るとすぐに補充されていました。

ウエルカムドリンクのサービス。シャンパンとオレンジジュースが選べます。シャンパン飲んだ後、オレンジジュースももらいました。

離陸前に機内食のメニューが配られます。このメニュー、使いまわしなのかシミがついてました。ちょっと萎えました。

日本酒、焼酎、梅酒

シャンパン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン

ANAスペシャルワインセレクト

カクテル、ウイスキー、ビール、ブランデー、ノンアルコールドリンク

機内食、最初の食事は和食と洋食を選びます。洋食はメインディッシュを3種類から選びます。

コース料理終了後、好きな料理を好きなタイミングで、食べれるだけ注文できます。

飛行ルート。12時間ほどのフライトです。

シートベルト着用サインがオン、タキシング開始。歌舞伎のやつ。

離陸後、すぐに機内食のオーダーを取りに来ます。

コペンハーゲン上空。

テーブルを出します。テーブルクロスを敷いてもらいます。

シャンパンをお願いしました。カステルノー。

洋食のコースを選択。アミューズはダックハムとマンゴーのカナッペ、ドライトマトと胡瓜 フェタチーズのサラダ、ベジタブルケークサレ。

アペタイザー シーフードとロメインレタスのサラダ仕立て サウザンランドドレッシング、コーンスープ。

ブレッド

シャロレー牛フィレ肉のステーキ グリーンペッパーソース

ケーキとフルーツ

日本時間だと朝方。時差ぼけ解消のため、いったん仮眠します。シートをフルフラットにしてマットを敷きます。

ブランケットをかけてベッドの完成。

3時間ほど仮眠して、到着4時間前。起床。

貧乏人なのでめったに乗れないビジネスクラス、食べれるだけ食事を注文していきます。

一風堂の味噌ラーメン「大地」

ハーゲンダッツ

牛焼き肉丼

かき揚げうどん

ポークハムとマッシュルームのオムレット トマトソース、ブレッド、フルーツ

お腹一杯

そうこうしているうちに日本海までやってきました。

機内の照明も徐々に明るくなってきます。

この日は揺れが予想されるとのことで、着陸45分前、新潟上空からもうシートベルト着用サインがオンとなりました。

着陸15分前まではシートを倒しておくことができます。

着陸後も、搭乗ゲートまではモニターを使用できます。

羽田空港国際線ターミナルに到着

荷物はビジネスクラスの乗客は優先的に出てきます。また、ビジネスクラス利用者は羽田空港到着後に国際線ターミナルのTIATシャワールームが30分無料で利用できます。搭乗券はなくさないように。