イタリア空軍F-35A,KC-767,G550が小松基地に到着

2023年8月2日から10日、石川県の小松基地でイタリア空軍の戦闘機などと航空自衛隊が共同訓練を実施します。2日に来日予定でしたが、台風6号の影響で経由地のシンガポール パヤ・レバ―空軍基地に足止め。2日遅れの8月4日午後9時過ぎにようやく到着しました。

8月4日(金)日本時間午後3時過ぎ、シンガポール パヤ・レバ―空軍基地を8機のイタリア空軍機が離陸。

シンガポールから日本までは7時間弱。かなり遅めの時間の飛来が見込まれます。

F-35こそ写りませんが、KC-767 3機とG550がFlightradar24で見ることができました。

最初に小松にアプローチしてきたのはKC-767 IAM1445。こちらは沖縄や広島の上空を通過。

別のKC-767 IAM1435は和歌山は名古屋上空から飛来。

こんな時間であたりは真っ暗ですが、皆様丘で待機

直前の民間機がRWY24に降りてきていたので丘で待ってましたが、RWY06のILSで降りてくるようです。

反対側へ移動。

まずKC-767 IAM1445 が下りてきました。

小松基地のエプロンには306飛行隊の特別塗装のF-15が出迎えたようです。

続いてKC-767 IAM1435

この機体の少し前にF-35 4機が基地近くでオーバーヘッドのように飛来していたので、直近この子に引っ張ってきてもらっていたようです。

F-35 1機目が飛来。戦後、イタリア空軍の戦闘機が日本の基地に飛来するのは初めてです。小松基地に自衛隊と米軍以外の戦闘機がやってくるのも、もしかしたら初めてかもしれません。

F-35 2機目

F-35 3機目

F-35 4機目

残りの2機も名古屋側から飛来

KC-767 IAM1436

KC-767は航空自衛隊が4機、イタリア空軍が4機保有する、世界でも8機しかない機体。そのうち7機が日本に集まっていることになります。留守番中のMM62226は最近チュニジアからローマへ自国民を非難させるフライトに使用されました。4機すべて稼働中のようです。自衛隊のKC-767はいつも最低1機は整備中のような。

早期警戒機 G550 CAEWが飛来。この後少し時間をおいてC-130も飛来しました。

8月23日から9月15日は、オーストラリア空軍が来日します。

 

翌朝

G550

F-35

KC-767 2機

KC-767。こちらは誘導路に駐機しているようです。

C-130