カーゴルクス マスク塗装が小松空港へ 日本初飛来

ルクセンブルクの貨物航空会社「カーゴルクス」が、コロナ対策のためのマスク着用啓発のため2020年8月より機首にマスクを描いた特別塗装機を運航しています。カーゴルクスは水・土の週2便、小松空港就航しており、飛来が待ち望まれていましたが、2021年2月13日に小松空港へ初飛来となりました。

CV9425便。ヨーロッパのルクセンブルクから小松空港へ直行便を運航しています。毎回結構な確率で遅延するのですが、本日はおおむね定時運行。

小松空港デッキには大勢の人。マスク特別塗装のアサインがFlightradarに表示されたため、この人手。マスク着用啓発の特別塗装機を待つのに、マスク外して喋る方、マスクから鼻出してる方が目立ちました。

特別塗装機がR/W24にアプローチ。

2016年1月より小松空港に就航していたアゼルバイジャンのシルクウェイウエスト航空が実質小松空港から撤退し関空・成田への飛来となったため、小松の貨物便はこのカーゴルクスのみの運航に逆戻り。

政府専用機もB777に変わったため、小松でB747がみられるのもこのカーゴルクスのみとなります。

ボーイング747-8F LX-VCF。機首に青色のマスクを着けており、ロゴの「X」に紐をひっかけています。

反対側は「C」

「NOT WITHOUT MY MASK」。マスク無しはダメよ、ってニュアンスでしょうか。でも機長がマスク外しているような

この塗装は台湾の桃園で整備に合わせて実施されました。VC-25エアフォースワンを思い浮かべてしまう、濃いめの水色です。

カーゴルクスのほかには、ガルーダインドネシア航空やポベーダ航空でも、このようなマスクを描いた特別塗装機を運航しています。

貨物のスポット3番へ

集まったファンも貨物スポットへ移動。

JALのタラップを取り付けて、グランドスタッフが乗り込んで荷物を下ろします。クルーはこのまま次の目的地に向かいますので入国しません。今小松空港は国際線ゼロですがイミグレーションのスタッフはどうしてるんでしょうか。

機首のドアをオープン。マスクをずらしてご飯を食べるような感じです。

ちなみに、中の貨物は特にコロナウイルスのワクチンとかではありません。

小松で日本向けの荷物を降ろして、ソウル、ノヴォシビルスクを経由してからルクセンブルクへ戻ります。